ボートレース鳴門の「ヴィーナスシリーズ第22戦」は19日、中盤戦のヤマ場、予選3日目に突入する。

 地元の人気女子レーサー西岡育未(26=徳島)がここまで3走を3、3、1着と健闘中。いつになく存在感をアピールしている。

 2日目5Rはインコースながら、コンマ21と5番手という立ち遅れ気味のスタートで、1Mでは黒沢めぐみ(31=東京)に先行を許したが、2Mで渾身の差し返しを決めて逆転での白星を飾った。

 レース後は「足は悪くないですね。風が強くてはっきりと分からないけど、他の人よりも乗り心地はあると思います」とムードも良好だ。

「まだまだ道中の乗り方とか勉強することが多いし、課題ばかりですけど、しっかりアピールをしたいですね。地元戦なので今節は気持ちが入ってます」と気合も十分。さらなる活躍を誓っている。

 一度も優出経験はないが、今シリーズあたり、そろそろの予感もしてきた。