【多摩川ボート・GⅠ関東地区選】念願のGI初優出を決めた上村純一「チャンスがないわけではない」

2021年02月17日 20時06分

上村純一

 ボートレース多摩川のGⅠ「第66回関東地区選手権」は17日、佳境の準優3番勝負が終了。最終日(18日)12Rで行われる優勝戦の出場メンバーが決定した。

 優勝戦の1号艇には3月福岡SG「クラシック」の出場権利取りに燃えているスピードスター・桐生順平(34=埼玉)が陣取り、人気の中心となるが、5号艇のベテラン・江口晃生(56=群馬)が内寄りコースへと動きを見せるだけに、進入争いから激戦必至。波乱の要素も十分にありそうだ。
 
 そこで注目したいのが念願のGⅠ初優出を果たした上村純一(40=群馬)だ。

 2011年にリミットぎりぎりの30歳という、ボートレース界では異例の〝高齢〟でデビューした苦労人が、不惑を迎えてようやく表舞台へとでてきた。

 今大会は好調21号機のパワーを味方に大健闘。予選を6戦2勝2着2本3着2本と安定感タップリの走りで乗り切り、自身3度目となるGIでの予選突破を決めて、やはり初となる準優1号艇を獲得した。

 最大のヤマ場となった準優10Rは突如、風雲急を告げるかのように、強い向かい風が吹きつけて“日本一の静水面”は荒れ水面へと変貌。そんな状況下でも上村はインからコンマ09の好スタートを決めたが、2コース後藤翔之に差し切られて、2着惜敗での優出となった。レース後は「準優戦はスタートで後藤選手に先行されて、1Mで余裕がなかった」と冷静に敗因を分析した。

 相棒21号機の動きについては「足は全体にいいです。ターン回り、乗り心地を含めて…。とにかく、しっかりレースできるように準備をしていくだけです」と機力は変わらず良好であることを強調。優勝戦メンバーに入っても見劣ることはない仕上がりとなっている。

 GⅠ参戦9節目での初優出。「優出はうれしいです。SG(3月福岡クラシックの権利)は意識していないけど、(優勝の)チャンスがないわけではないですからね」とひそかに、GⅠ初優勝、そしてSGというひのき舞台への参戦も狙っている。

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