ボートレース多摩川のGⅠ「第66回関東地区選手権」は16日、予選最終日のバトルを終了、5日目(17日)の10~12Rで行われる準優勝戦出場メンバー18人が決定した。

 V戦線は順当に桐生順平(34=埼玉)が予選トップ通過。準優戦12Rの1号艇を獲得して、このまま〝王道〟を闊歩してのV奪取、SGクラシックの最終チケット獲得へ突き進む流れができてきた。これに続く2位・佐藤翼(32=埼玉)、3位・上村純一(40=群馬)もそれぞれ準優1号艇を獲得している。

 その準優3番でダークホース視されるのが11R2号艇で出走する福島勇樹(41=東京)だ。

 4日目7Rで今節3勝目を挙げ、予選は5位で突破。「3日目は着を落として悔しかったが、4日目は修正できていました。足は全部がいい。特にいいのは伸びの方。スタートが安定して行けているのも、足の裏付けがあるからこそ。調整が合えばスタートはバッチリです!」と機力も上位級に噴き上げている。

 さらに「多摩川は絶対に(エンジンが)出ると思っていた。自信を持っていけている」と自信満々。それもそのはずで当地では現在、2連続V中と実績、相性とも抜群。渾身のさばきで優出キップをもぎ取る。