ボートレース若松のGⅠ「全日本覇者決定戦 開設62周年記念」は11日、熱戦の幕が切られる。

 篠崎元志(28、福岡)は昨年8月のまるがめSG優勝戦F。そのペナルティーで1年間のSGレース、6か月間のGⅠ、GⅡレース出場停止処分を受けたが、ついにこの若松周年からGⅠ戦線への出場が解禁。満を持してのGⅠ復帰戦に気合も十分の篠崎に今節の意気込み、前検気配の手応えを聞いてみた。

 ――やっとGⅠ戦に復帰ですね

 篠崎:はい。やっと記念に帰ってこれました。やっぱりここ(記念)を走っていかないといけないと思っていたので、よかったです。

 ――手にしたモーター19号の手応えは? 最近あまりよくないモーターなんだけど…

 篠崎:そうですね。乗った感じはパッとしなかったですね。

 ――それはどのあたり

 篠崎:足自体がちょっとよくなさそうです。試運転でも岡崎さん、久田さんと合わせて両方に分が悪かった。直線が弱めの感じがしました。

 ――逆によかったところはある

 篠崎:起こし、ターンする感触はそんなに悪い感じはしなかったです。でも、やっぱり足自体がよくなかったので…。

 ――では、初日までに何かやってみる

 篠崎:初日は2Rからスタート、時間があまりないんですよね。とりあえず、ペラ、外周りをやって1回レースしてみます。

<2、7R出走>