ボートレース住之江の「大和ごせ開設7周年記念トランスワードトロフィー2021」は15日、予選2日目を終了。16日は予選最終日の3日目を迎え、優勝戦へ進出するベスト6が決まる。

 現時点での得点率首位に立つ柴田光(49=群馬)はここまで2、3、2着と未勝利ながら「伸びが落ちずに、出足が良くなってきました。パワーを感じるし、これは〝隠れ〟上位エンジンですよ」と、53号機のポテンシャルの高さを実感している。

 この柴田は自ら「僕は晩成タイプかも…」というように、最近でも勝率7点オーバーと、50歳目前になっても進化を続けている。その原動力となっているのが「娘(愛梨=125期)がボートレーサーになったので、無様なところは見せられないっていうのがありますね」と父親として、先輩レーサーとしての威厳、意地だ。

 さらに「今年こそはSGにも出たい。一度でいいから江口(晃生)さんと一緒にSGに行きたいんですよ」とモチベーションもかなり高く、「3日目(16日)はきっちりと逃げます」と〝勝利宣言〟までブチ上げており、最終日の優勝戦1号艇を勝ち取るつもりだ。