ボートレース多摩川のGⅠ「第66回関東地区選手権」は14日、予選2日目を終了した。

 この日のメイン12R「是政ドリーム戦」は5号艇・江口晃生(56=群馬)が前づけ策にでて2コースを奪取したが、1号艇・桐生順平(34=埼玉)は動じることなく、インコースを確保。コンマ06のトップスタートを決めて逃げ快勝した。2着は2Mで全速ターンを繰り出した永井彪也(28=東京)。3着は江口、中野次郎(39=東京)、石渡鉄兵(46=東京)の3艇で大接戦となったが、最終ターンマークで好旋回を決めた石渡が制した。

 初日から連勝とした桐生は「(足に)特徴はないけど、全体にバランスは取れている」と舟足に関してはまずまずといった様子だった。

 一方、2日目を逃げ、まくりで連勝。ここまで3、1、1着と好調なのが福島勇樹(41=東京)だ。舟足に関しても「行き足からのつながりがいいし、ターン足もいい。押している」と上位級の仕上がりに笑顔があふれた。