ボートレースまるがめのGⅠ「第64回四国地区選手権」が14日に開幕する。

 今節は初日、2日目12RにWドリーム戦が組まれており、それぞれ1号艇には香川&徳島両支部のエースで、85期同期のライバル関係にある森高一真(42=香川)と田村隆信(42=徳島)が配されている。

 初日大トリの12R「スマイル君ドリーム」1号艇を務める森高が引いたのは2連対率45%の7号機。現行エンジンは昨年11月26日の使い始めから、まだ3か月弱しか経過していないが、すでに4優出2Vと実績は十分。好素性機とみて間違いない。

 期待された前検日の動き自体は「(プロペラが)回っていない。トップの回転も足りなかった」と肩透かしだったが、この日は春の陽気とあって、回転が合わないのも当然。本人も「いいエンジンだし、しっかり合わせたいね」と気合を入れており、本番までたっぷりある調整時間を使って、実戦に間に合わせるはずだ。

 また、前検特訓での動きが評判になっていたのは、今大会がGⅠ初出場となる地元107期(近江翔吾と同期)の女子レーサー松尾夏海(かなみ、29=香川)だ。

 同班で練習した選手からは一様に「(松尾)夏海が出ていた」と驚嘆の声が聞かれた。初日は2、11Rでまずは水神祭に挑む。