江戸川のGI「開設59周年記念・江戸川大賞」は5日、熱戦の火ぶたを切る。今節から新エンジンに切り替わり、前検日は舟足を把握できない選手が多かった。初日DR組では8年ぶりの参戦となる王者・松井繁、前年覇者の岡村仁がやや強め。全体では江戸川キング・石渡鉄兵、前検一番時計の山口剛、吉田拡郎、坪井康晴らが目立っていた。

 2006年11月「MB大賞」以来、8年ぶりの参戦となる松井は「前回のことは全く覚えてない」。スタート特訓後もヘルメットの置き場も分からずウロウロ。「トイレの位置も分からないので戸惑ってるわ。そういうところから慣れないとね」。前々回が94年7月と知ると「20年で1回しか走ってないんやね。そりゃあ分からんわ。新人のつもりで頑張ります!」