
ボートレース桐生の4日間短期シリーズは8日、予選最終日となる3日目を終了し、最終日(9日)の12Rで争われる優勝戦の出場選手が出揃った。
優勝戦のメンバーは次の通り。
1号艇・土屋智則(36=群馬)
2号艇・黒崎竜也(44=三重)
3号艇・中野次郎(39=東京)
4号艇・久田敏之(39=群馬)
5号艇・前沢丈史(35=東京)
6号艇・長田頼宗(35=東京)
強力なピット離れを駆使して予選トップ通過とした土屋は「全部の足が上の方。中でもスリットの足がいい。乗り心地も問題ない。スタートもしっかり行けているし、レースに集中するだけ」と機力は節一クラスで死角は見当たらないように感じるが、虎視眈々と連続優勝を狙っているのが中野だ。
前節のまるがめ一般戦で約1年半ぶりのVを決めて勇躍、桐生に参戦したが、序盤はなかなか舟足が上向かなかった。
ただ「乙津(康志・53=東京)さんにいろいろアドバイスをもらって」3日目に舟足が急上昇。5Rで3コースからまくり一撃で今節2勝目を手にするとともに優出キップもモノにした。
「足はいい方だと思います。優勝戦でも下がることはないし、バランスも取れています。合えば乗り心地もいい。夜向きの足だと思うので、ここをベースに微調整でいきたいですね」と笑顔を見せた。
「地区選にいいリズムで臨むためにも全力を尽くします」と地元・多摩川で開催されるGⅠ関東地区選手権(13日~)で活躍するためにも、ここで弾みをつけるVを決める。