ボートレースまるがめの「楽天銀行杯」は7日、予選3日目が終了。8日は準優勝戦に勝ち上がるベスト18入りを懸けた予選最終日となる。

 今大会に参戦する中辻崇人(43=福岡)、田中和也(36=大阪)の2人のA1レーサーのうち、特に好調なのは田中。初日後半(ドリーム戦)からオール3連対の成績で得点率2位に浮上してきた。「どの足も少しずついいし、ピット離れもいい」と充実の表情を見せる。

 得点率争いは1位・永嶋裕一(34=福岡)、2位・田中、3位・清水敦揮(39=岡山)、4位・山口修路(35=福岡)、5位・木谷賢太(25=香川)までが8・40~7・83の間で小差の接戦。準優戦1号艇を巡る争いは最後まで目を離せない。

 これに迫る次位グループでは選手間でも評判となっている6位・新田洋一(27=広島)の足が抜群。「回ってからしっかり押してくれるし伸びも良くて上位。まだ良くなりそうな雰囲気もある」と胸を張る。4日目は前半3Rで5号艇、後半8Rは3号艇での出走。上位着を取り切れれば逆転での準優1号艇ゲットもかなうはずだ。