ボートレースとこなめの「ボートレース レディースVSルーキーズバトル」は7日、5日目が終了。11、12Rで男女別の準優勝戦が行われ、最終日の8日12Rで行われる優勝戦のメンバーは次の通り、出揃った。

1号艇・浜田亜理沙(32=埼玉)

2号艇・吉川貴仁(27=三重)

3号艇・堀之内紀代子(41=岡山)

4号艇・畑田汰一(22=埼玉)

5号艇・井上忠政(24=大阪)

6号艇・出口舞有子(28=愛知)

 今節は紅組24―白組16と、団体戦のポイントは女子優位の流れだが、準優がド派手な勝ち方だった吉川も、勢いでは負けていない。準優11Rは栗城匠(25=東京)が3カドに引いたが、その栗城はスタート遅れ。コンマ01の極限スタートを決めた吉川が4コースからひとまくりで内3艇をのみ込んだ。

 舟足的には「普通だと思う。方向性がつかめていないこともあるが、女子とは特に出足で差を感じる」と決して威張れないのが、スタートがモノを言った形といえるだろう。「最初に少し様子を見て、スリット手前150メートルからそのまま行ったが、運が良かったという以外にない」と準優後はさすがにホッとした表情を浮かべながらも、臆することはなく「初日だけ勘と合っていなかったが、2日目からは大丈夫」と優勝戦も攻めに徹する構えだ。

 準優で生き残ったのは、「気持ち悪いくらい(笑い)」というこの大会との相性の良さもありそう。デビュー初優勝だった19年6月のびわこ、20年2月の津(優勝戦3着)と、出場した過去2大会とも優出した実績を持つ。

 自慢のスタートとツキは誰にも負けない。女子が圧倒的優位に立つ今節だが、〝勝利の男神〟として再度の一発を狙う。