ボートレースとこなめの「ボートレース レディースVSルーキーズバトル」は4日、予選2日目の激闘を繰り広げた。

 注目の団体戦ポイント争いは、初日こそレディースが7対1と圧倒したが、2日目はルーキーズが反撃。ここまで紅組10―白組6と、巻き返してきた。その原動力となったのが井上忠政(24=大阪)と宮之原輝紀(23=東京)の両者だ。

 ともに初日メイン「ドリーム戦」に抜てきされたメンバー。レースは6着、4着と大敗したが、敗因は勝負どころの1周1Mで行き場がない〝展開のアヤ〟と明白だ。

 2日目に井上が1回乗りを快勝すれば、宮之原は2走1、2着と揃って好走したことが何よりの証し。現状は「出足はいいですね」(井上)、「2日目はしっかりとプロペラを合わせられた」(宮之原)と機・技ともに仕上がりは上々だ。

 特に宮之原は2019年「最優秀新人」に選出された実力派。〝まともなら〟ルーキーシリーズでは常にV候補となる力量の持ち主だ。持ち前のターンスピードを最大限に発揮して紅組=レディースを圧倒してくれるはずだ。