ボートレースびわこの「びわこヴィーナス! 酒処 京都 新京極 スタンド杯」は31日、10~12Rで準優3番勝負が行われ、2月1日最終日12R・優勝戦に駒を進めるファイナリスト6人が決定した。

 優勝戦出場メンバーは以下の通り。

1号艇・出口舞有子(28=愛知)
2号艇・高憧 四季(たかはた・しき、21=大阪)
3号艇・高田ひかる(26=三重)
4号艇・田口 節子(40=岡山)
5号艇・大滝明日香(41=愛知)
6号艇・中川 りな(27=福岡)

 予選首位通過から準優戦12R1号艇を手にしていた出口が盤石の逃げを決めて優勝戦1号艇を獲得。昨年12月の住之江GⅢオールレディースに続く、デビュー2度目のVに王手をかけた。機力も出足を中心に好仕上がりで「あくまで自分との戦い」と雑念を振り払うかのようにレースに集中する構えだ。

 これに迫るのが2019年5月のデビュー以来、念願の初優出を決めて士気の高い高憧だ。「プロペラ調整のアドバイスをくれた(先輩の)関野文さんに感謝です。エンジンはしっかりとプロペラが合えば、伸びがいいし、乗りやすさもある。優勝戦は自分のレースをするだけです」と、〝大一番〟を前に目を輝かせていた。

 現在、審査中の来期適用勝率は4点台後半と近況の勢いも十分。本来、優勝戦は3号艇となる流れだったが、11Rを高田が制したことで2号艇が転がり込んできた点もツキを感じさせる。

 初の優勝戦で、どんなレースを見せてくれるのか。