
ボートレース宮島の「九スポプレゼンツ 11代目ヘビー級王決定戦」は30日、準優3番勝負が行われ、31日最終日の12R優勝戦メンバーが次の通り、出揃った。
1号艇・荒井 輝年(46=岡山)
2号艇・清水 敦揮(39=岡山)
3号艇・前田健太郎(35=福岡)
4号艇・新田 智彰(47=大阪)
5号艇・西島 義則(59=広島)
6号艇・佐々木和伸(44=徳島)
最も注目を集めるのは1号艇・荒井だが、地元のインファイター・西島の前づけは必至。内水域はスリットラインまでの助走距離が短くなりそうで、どこまでスタートを踏み込めるか、が鍵となる。
一方、このメンバー構成で絶好の4コース・カド位置になりそうなのが3号艇の前田だ。準優第1弾の10Rでは、5コースからコンマ02の究極スタートでまくり快勝! 持ち味を存分に発揮したレースだった。
力強い快勝劇に前田は「一撃を狙っていたわけではないけど、スタートは早いのを行こうと思っていた。伸びは結構ありますからね」と足の特性を最大限に生かした走りに納得の表情を見せた。機力自慢が揃ったV戦の中に入っても伸びはトップクラスとみていいだろう。
優出した6人のうち唯一、優勝経験がない。「まあ、伸びはあるんでね」と、通算13度目のファイナル進出で狙うはただ一つ。V奪取しかない!
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