ボートレースまるがめの「丸亀市観光協会杯」は29日、準優進出戦4個レースが争われ、準優勝戦に勝ち進む18人が決定した。

 準優進出戦は8~10Rまで3レース連続でイン逃げの順当決着。しかし、11Rでは予選首位通過を決めていた1号艇・西山貴浩(33=福岡)が西野翔太(37=広島)の3コースまくりに屈して2着。敗退こそ免れたものの、小波乱の決着となった。

 西山がV争いから一歩後退したことで、ガ然、注目度を増してきたのが中野次郎(39・東京)だ。機力の底上げに成功して、序盤戦4、1、4着の後、2日目後半戦からは6戦して4勝オール2連対と一気にリズムを上げている。

 エンジンに関しても「出足には◎がつくと思うし、伸びも悪くない。今なら上位グループと言っていい」と仕上がりに自信を深めており、このままV奪取まで突き進んでおかしくない!