ボートレース住之江の「BTSりんくう開設8周年記念競走」は29日、予選2日目を終了。30日の3日目は準優勝戦進出を懸けた予選最終日のバトルを展開する。

 ここまで3戦2勝2着1本として、得点率トップに躍り出たのが格上・茅原悠紀(33=岡山)だ。このまま予選首位通過に向けて、改めて気合を入れていた。

 これを追う2位・藤山雅弘(31・大阪)、3位・木下翔太(29・大阪)の大阪コンビも負けず劣らず強力仕立て。4位・市橋卓士(41=徳島)も好調をキープしており、この辺りまでには準優戦の絶好枠獲得のチャンスも十分だ。

 一方、初日後半戦から連勝として、得点率6位につけた鈴木勝博(37=愛知)もここに来て上昇ムードだ。2日目は11R1号艇の1走のみだったが、他を寄せ付けない圧勝劇だった。

「初日よりもピット離れも悪くないし、握り込みも良くなっている」と気配も良化ムード。まだ「競り合った時が怪しいし、勝てたけど着順は抜きにして、内容は△です」と、課題は残しているものの、さらなる上積みも期待できる状況だ。

 レース後はすぐにプロペラ調整に向かったように、機力の仕上げに躍起になっているのも好材料。まずは、その調整力のお手並み拝見といきたい。