ボートレース若松の「若松夜王シリーズ第3戦BOATBoyカップ個性派王決定戦」は25日、予選2日目を終了。2日目は辻栄蔵(広島=45)、小宮淳史(岡山=45)、出畑孝典(福岡=42)、石川真二(福岡=50)の4人が2走2連対と活躍した。

 エース格の21号機を駆る〝ドリーム男〟辻は伸びを中心に上位級の舟足で、4戦2勝オール3連対と得点率トップをひた走る。小宮の19号機も中間整備のギアケース交換が当たって「エンジン本体がすごく良くなっている。機率19%の足じゃない」と太鼓判を押すほどだ。

 そんな中、注目したいのは国崎良春(福岡=45)だ。2日目5Rでは3コースから鋭く差して1着とし、3連単4万5180円の高配当を演出。今節2勝目を挙げた。「ペラを叩いてレース足がしっかりしている。スタートも届いてるし舟の向きもいい。伸びは普通だけど、エンジンがいいのでゾーンが広い。出足型、伸び型、どっちにも合わせやすそう」と手応えも十分だ。

「最近調子が悪いので大きなことは言えないけど、まずは準優に乗れるように頑張ります」と静かに闘志を燃やしている。