【平和島GIトーキョー・ベイ・カップ】勝負度合いなら地元・浜野谷憲吾

2014年05月12日 17時03分

地元で燃える浜野谷憲吾は要注目だ

【ボートレース平和島GI「開設60周年記念/トーキョー・ベイ・カップ」(13日開幕)】

 ゴールデンウイークも終わり、ちまたは平静を取り戻したが、ボートレースファンは初夏の訪れるこれからが心躍る季節。月末には14年SG第2弾・福岡「オールスター」(27日〜)が始まるが、その前にもうひとつ目が離せないビッグイベントが13日からボートレース平和島で始まる。GI「トーキョー・ベイ・カップ」(開設60周年記念)がそれだ。ここからSGオールスターに17人転戦するように“前哨戦”と位置づけられる大会でトップレーサーがズラリと勢ぞろい。

◆第12R「トーキョー・ベイ・ドリーム初日(13日)◆
1号艇 松井  繁(44、大阪)
2号艇 斉藤  仁(36、東京)
3号艇 中島 孝平(34、福井)
4号艇 田中信一郎(41、大阪)
5号艇 石渡 鉄兵(39、東京)
6号艇 山口  剛(31、広島)

<総展望>年末に行われる艇界最大のイベント・SGグランプリ(賞金王決定戦)の舞台となる当地で行われるGIは、月末から開催される14年SG第2弾「オールスター・笹川賞」(福岡)の前哨戦としても位置づけられている。

 これがV戦線を左右する重要なファクターとなりそうだ。

 というのも「オールスター」に出場する面々にとっては、ここはあくまでもステップのレース。アプローチといっても過言ではない。逆にSGレギュラーでない面々にとってはこういったGI一戦一戦が“勝負”となるからだ。このモチベーションの差が勝敗の分かれ目となるに違いない。

 例えば“王者”松井繁は今年すでにSGクラシックを制し、GP出場当確の身。もちろんその底力には敬意を表さなければなるまいが、勝負度合いは薄いとみていい。

 むしろモチベーションならお膝元の地元東京勢が高い。中でもグランプリ地元開催に「何としても出たい」と公言する浜野谷憲吾は要注目だ。現在、賞金ランクは50位圏外。調子自体は決して良くないが、ホームプールのアドバンテージがあるこのタイトルは是が非でも勝っておきたい。

 関東勢なら2年連続GP出場を目指す毒島誠も侮れない。2月の当地GI関東地区選でも見事に優出。著しい地力アップを感じさせており、ここも争覇圏内の一人。

 遠征組では初の期間最高勝率8・35をマークした山口剛だ。そのきっぷのいい速攻戦は大きな武器だし、10年の当地のSG第45回総理大臣杯を勝っている好相性のプール、近況のデキの良さなら十分に攻略可能なはずだ。

 もちろん太田和美や湯川浩司、吉川元浩といった近畿勢も当然、有力候補だし中島孝平、今坂勝広、徳増秀樹らも争覇圏の一角を形成する。ただし“まぎれ”の多い当地の戦いのことだ、想定外の伏兵が浮上してくるシーンも大いにありそう、波乱含みのシリーズだ。