
ボートレース尼崎のGI「尼崎センプルカップ(開設68周年記念)」は17日の最終日、12Rで優勝戦を行う。
シリーズをリードしてきた丸野一樹(滋賀=29)が16日の準優勝戦12Rで快勝、優勝戦の1号艇を手にした。また、2号艇には藤岡俊介(兵庫=37)が座り、地元でGI初制覇に王手をかけた。
ただ、3号艇で登場する馬場貴也(滋賀=36)も軽視はできない存在だ。16日の準優10Rは、カドからコンマ04のトップスタートを決めてまくり差し。バックで1号艇の白井英治(山口=44)を捕まえ、2M先に回って決着をつけた。
「出足、体感がしっかりしているし、自分好み。気温が下がる分には対応できる」と舟足には自信をのぞかせ、デキは内枠の2人に引けを取らない。
1号艇の後輩・丸野に対しては「自分が優勝することだけを考えていく」と容赦はしない。
「2021年を占う意味でも、ここでいい結果が出せれば勢いが出る。今年はグランプリに絶対出る、という意識でいるので!」ときっぱり。気合も入っており、驚愕ターンで〝初笑いV″を奪取するつもりだ。
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