ボートレース蒲郡の「ヴィーナスシリーズ第19戦」は15日に3日目を終了。4日目(16日)は準優勝戦進出を懸けた予選最終日に突入する。

 3日間を終えて得点率トップに立ったのは実力者の小野生奈(福岡=32)だ。5戦オール3連対と堅調な運びでシリーズをリードしている。機力、乗りっぷりともに上々で「回ってからの足はいい。自分より上の人はいるけど、このレース重視の調整でいきたい」と悠然と構える。

 上位10位までをA1勢が順当に占めている。中でもパワーが光り、小野とともに3つの準優勝戦の1号艇を巡る争いに加わってきそうなのが2位の高田ひかる(三重=26)、4位の遠藤エミ(滋賀=32)、5位の田口節子(岡山=40)だ。

 特に高田が駆る77号機は現在4連続優出中の好素性機。「もともと足は良かったけど、伸びだけでなく、他の足も良くなっている」と、予選ラストを前にして完調宣言も飛び出している。