
ボートレースまるがめの「丸亀市議会議長杯」は9日、幕を開ける。
前検日の8日にはエンジン抽選が行われたが、悪天候のためスタート特訓はせず、タイム測定のみ。そのため「はっきり分からない」と話す選手が多かった。
V候補が揃った初日12Rドリーム組では岩瀬裕亮(愛知=32)、村上純(岡山=46)、水摩敦(福岡=34)の3選手が2連率40%超えの良機をゲット。
中でも1号艇に構える岩瀬は当地前回戦でVを飾っており「エンジンは好素材だけに、自分の調整ができれば結果はついてくると思う」と調整にも自信を深める。20年は17優出8Vの好成績。その結果出場権を得た3月の福岡SG「ボートレースクラシック」が当面の大きな舞台となる。当地連続Vで弾みをつけるべく、幸先良く逃げたい。
前検一番時計は6秒61でドリーム組の西野雄貴(徳島=31)が叩き出したが、近況下り坂の14号機とあって「ペラ調整して反応があればいいけど、なければ整備士さんに相談する」と半信半疑。さらなる上積みを求めるつもりだ。
予選スタート組では村越篤(香川=42)、吉永泰弘(香川=46)が2連率40%超えの快速機を得た。また、2連率20%台ながら村上遼(長崎=28)の動きが軽快で「タイム測定では体感が良かったし、気持ちよく回れる感じがある」と期待が持てそうだ。
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