ボートレース桐生の「第14回ボートピアなんぶ杯」は27日、初日の熱戦を展開した。注目の12R「ドリーム戦」は秋山直之(群馬=41)がイン先マイで快勝! まくり勝ちした前半7Rに続く、連勝発進を決めた。また、予選組でも谷津幸宏(埼玉=40)がまくりと、逃げで連勝ゴールを駆け抜けている。

 一方、機力面では伏兵・木下陽介(東京=41)が目立っている。初日は4R6号艇の1回走りだったが、大外6コースからコンマ09のトップスタートを決めると、1Mは差しハンドル。バックストレッチでは先行していた三浦裕貴(東京=32)にグイグイ追いついて、2Mを先取りして白星を挙げた。「まだ仕上がってはいないけど、伸びは自分の求めるところにきています。エンジン本体もいいのでしょうね。バックの伸びはかなり良かったです」と上位クラスのパワーを手に入れている。

 当地では前回の8月一般戦でも予選を2位通過するなど、水面相性も良好そのもの。「桐生はプロペラが合ってくれるんですかね」と笑顔を見せた。

 今節の台風の目となるに違いない。