ボートレース蒲郡の一般戦が23日に開幕した。初日は序盤から大波乱となり、3Rでは飯島誠(埼玉=42)が展開の紛れを突いて6コースから差し切って快勝。3連単(6―4―3)は19万9620円の高配当が飛び出した。

 初日は山谷央(東京=47)がただひとりの連勝発進に成功した。初戦となった4Rは6コースからまくり差しで快勝。後半の11Rでは4カドから豪快にまくって圧勝と、ダッシュ戦2走で勝ち切ったのはインパクトが大きかった。

「僕の28号機は機率は24%しかないけど、前節から整備で良くなってると聞いていたし、実際にレースにいったらバランスが取れて良かったですね。エンジンよりもボートがいいのが大きいのかも。僕ら選手は2連対率よりも、勝率を重視することが多いですね」

 山谷のボート57は2連対率が40%で勝率も5・92と上々。「十分いい状態なので大きなことはせず、気温に合わせてペラを微調整するぐらいでいけると思います」と悠然と構えている。

 また、初日メインの12Rドリーム戦は太田和美(大阪=47)がインから押し切って快勝。5コースからまくり差した石塚久也(埼玉=39)が2着に続き、ともに仕上がりの良さを披露。太田は「試運転から伸びが良かった」と機力面には自信を深めており、2日目以降も別格の存在感を発揮しそうだ。