ボートレース住之江の「住之江大賞典2020」は20日、4日間の予選を終了した。21日の5日目は第9~11Rで準優3番勝負が行われる。
予選トップ通過を決めたのは中田竜太(埼玉=32)だ。「出足、行き足がいい。納得の域ですね」と相棒78号機の仕上がりの良さを実感している。以下、2位・沖島広和(福岡=42)、3位・本多宏和(愛知=33)の3人が準優戦各レースの1号艇を手にしている。
その準優ラウンドで狙ってみたいのが9R3号艇の平見真彦(愛知=31)だ。4日目6Rは大外6コースから最内を差してバック3番手。そこから道中で追い上げて2周1Mの渾身差しが決まり逆転の2着とした。レース後は「6枠でこの2着は大きいですね。反応がいいし、押し感がある。みんなにも〝良さそう〟と言われる。上位級だと思う」と手応えもバッチリの様子。
近況は戸田→浜名湖と連続優勝中。その絶好調の原動力はプロペラ調整だ。「柳沢(一)さんたちと作ったペラチームの形が当たっています」と自信満々に胸を張る。
当地戦では6月にも準優2号艇を手にしながら、3コース古賀繁輝にまくられ5着に敗れた悔しい思いもある。だが「6月よりもプロペラ調整の質は上がっている。3場所連続優勝をするためにも、まずは優出をしなければ…」とファイナル進出に向けて、改めて気合を入れて直していた。