【若松ボート・BBCトーナメント】寺田祥が7回目のGⅠ制覇「今までで一番うれしいかも」

2020年12月06日 22時30分

チャンピオンベルトと副賞の車のキーを持つ寺田祥
チャンピオンベルトと副賞の車のキーを持つ寺田祥

 ボートレース若松のプレミアムGⅠ「第2回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」は6日最終日、ベスト6による決勝戦が行われ1号艇・寺田祥(山口=42)が、まくり差した吉川元浩(兵庫=48)を振り切り、先頭でゴール! 通算7回目のGⅠ優勝を果たした。

 変則的な勝ち上がりシステムを採用するこのBBCトーナメントは、その「選考順位」が大きくモノを言う。1回戦で1号艇にシードされたのは選考順位1位=前年度覇者の田村隆信を筆頭に、今年のSG覇者を加えた8人。彼らが勝てば準々決勝の好枠が約束され、そこでも勝つと準決勝の好枠も保証される。決勝戦進出6人のうち、寺田、田村、吉川、毒島誠が1号艇シードの1回戦、そして準々決勝を連勝して勝ち上がった。

 しかし、決勝戦だけは〝あみだマシン〟による枠番抽選。ここで強運ぶりを発揮したのは準決勝3着の寺田で、まんまと1号艇を引き当てた。

 こうなるとファイナルは断然有利! ガ然、やる気になるのが〝人のサガ〟だろう。グランプリ前の行き掛けの駄賃とはいえ、落ちてきたボタ餅ならしっかりと頂くものだ。レースを振り返った寺田は「この優勝は今までで一番うれしいかも」と、意外な一言を語った。

 今年は1月に徳山GⅠ66周年記念、8月には下関SG「メモリアル」を制したが「今年いい結果を出せたのは数えるほど。調子が上がらない時期が長かった」と胸の内を吐露。だからこそ、抽選で1号艇を引いた今回のVは「いい思い出になる」という。

「このリズム、流れを大事にして」向かう〝大一番〟の平和島グランプリでも、いつも通り〝寡黙な仕事人〟ぶりを見せつけてくれることだろう。

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