ボートレースの第114期生卒業記念競走が20日、福岡県柳川市大和町の「やまと学校」で親族及び関係者ら約300人を集め、盛大に挙行された。今期の卒業生は27人(うち女子6人)、その頂点に立ち第26代やまとチャンピオンの座に就いたのは松尾拓(まつお・ひろむ=三重・25歳)だ。
優勝戦は1号艇からインコースを取り切った松尾が1M先マイを決めて逃げ切り快勝。三重県勢としては05年の第11代・新田雄史以来2人目のやまとチャンプとなり、松尾も新田と同じく在校勝率ナンバーワン(8・24)の好成績を残した上での優勝で、将来が嘱望されている。
表彰台に立った松尾は「コンマ20のスタートでしたが全速だったから満足してます。100点のレースができました。目標はデビュー期で4点を残すこと。将来は(一卵性双生児の)兄・充(112期)とともにSG出場したい。そして“グランプリ”を目指して頑張ります!」と夢はデッカイ!
松尾は5月15日からの津でデビュー予定。そのほかの卒業生も5月以降、各地でデビュー戦を迎える。
第26代やまとチャンプは松尾拓
コメント