【戸田ボート・ヴィーナスS】メモリアル勝利と優出を同時に決めた渡辺千草に注目

2020年11月22日 19時10分

水神祭で祝福された渡辺千草(右)

 ボートレース戸田の「ヴィーナスシリーズ第17戦」は22日、準優勝戦3番勝負の5日目が終了。23日・最終日に行われる優勝戦に進出するベスト6が決まった。

 準優10Rは水野望美(愛知=32)が逃げ切り、前半5Rで通算1000勝を達成した渡辺千草(東京=56)が差して2着。11Rも清水沙樹(東京=33)がイン逃げ快勝し、広中智紗衣(東京=39)が続く順当決着。だが、12Rは1号艇の鎌倉涼(大阪=31)が1Mの接触で失速すると、その展開を突いた4号艇の菅野はやか(広島=38)が差して1着、2着にも6号艇の中田夕貴(埼玉=28)が続く大波乱。優勝戦1号艇は水野の元に転がり込んだ。

 23日・12R優勝戦の枠順は以下の通り。

 1水野望美(愛知)

 2清水沙樹(東京)

 3菅野はやか(広島)

 4渡辺千草(東京)

 5広中智紗衣(東京)

 6中田夕貴(埼玉)

 V本命は水野だが、注目したいのはメモリアル勝利と優出を同時に決めたベテラン・渡辺だ。

 5日目の前半5Rは4コースの西橋奈未(福井=24)が仕掛けた展開に乗り、まくり差して突き抜ける快勝劇。後半の準優10Rは1Mできっちり差して2番手につけると、後続を振り切って約1年4か月ぶりの優出を決めた。

 12R終了後には水神祭も行われ、東京支部の後輩たちや山川美由紀(香川=54)らに水面に放り込まれて祝福された。「もっと早く決めたかったけど、今年はいろいろとあったし、何とか年内に間に合って良かった。次は2000勝を目指して頑張ります」と喜びを語る一方、もちろん優勝も狙う。

「5日目の調整はうまくいきました。引き波があっても押す感じがあるし、つながりもいい。回り足、出足はいいと思う。基本的には4コースのカドから行きます。展開を突く足はありますよ」と手応えを口にする。ただ一人、オール3連対で優出した安定感は光っており、一発の魅力は十分だ。