【津ボート・GⅠ開設68周年記念】原田幸哉「叔父さんに恩返しできた」2M逆転でGIV16!

2020年11月20日 18時52分

縁ある地で優勝を飾った原田幸哉

 ボートレース津のGⅠ「開設68周年記念 ツッキー王座決定戦」(優勝賞金1000万円)は20日の最終日、第12レースで「王座決定戦(優勝戦)」が行われ、1号艇・原田幸哉(長崎=45)が先行した平本真之(愛知=36)を1周2Mで逆転。今年2回目、通算87回目。GIでは16回目の優勝を飾った。2着には5号艇・平本、3着には6号艇・岩瀬裕亮(愛知=32)が入った。

 枠なりスタイルながら3コース・坂口周がカドに引いての12・3456の隊形でレース開始。トップスタートを決めた坂口が艇を伸ばすと、イン原田がわずかに抵抗。ここに開いた1Mの間隙を5号艇・平本が鋭く差してバックストレッチは原田と並走態勢。しかし、続く1周2Mで原田が差し返して逆転Vを決めた。

 堂々のイン逃げとはいかず、スッキリした勝ち方ではなかったが、レース後の原田は、これ以上ない満足げな表情だった。「自分の中では先月のまるがめ(68周年記念、予選首位通過ながら準優3着)で負けたのがかなりデカかったので、同じことは2度と繰り返さないと思っていた。優勝したことが自信につながる。これでゆとりを持ってレースに臨める」と今後につながるレースとなった。

 また、津は原田にとって出生の地で、近所には親戚も多く「選手になるきっかけを作ってくれた叔父さんがいた。その方が今年亡くなってしまい、少し遅かったが、恩返しができた。これから報告をしたい」と、思い入れの強い地でのGI初制覇に喜びもひとしおといったところだ。

 これで今年の獲得賞金ランクは21位へ浮上。次節のSG「チャレンジカップ」は年末の大一番・グランプリ(平和島)への、まさに勝負駆けとなる。「チャレンジCにはチャレンジ精神で臨みたい」と蒲郡も、もともと愛知支部だった原田にとってはゆかりのある水面。再度の激走に注目したい。