【児島ボート・オールレディース】宇野弥生フライング休み前にイン逃げV! 土壇場ペラ調整が奏功

2020年11月17日 18時42分

〝今年最後〟のレースを優勝で飾った宇野弥生

 ボートレース児島のGⅢオールレディース「第32回瀬戸の女王決定戦」は17日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の宇野弥生(愛知=34)がイン逃げ快勝。昨年5月の多摩川「男女W優勝戦」以来、児島では2回目、通算14回目の優勝を飾った。2、3着には地元の守屋美穂(岡山=31)と堀之内紀代子(岡山=41)が入った。

 レースは3対3のオーソドックスな隊形でスタート。スリットは中ヘコミ。アウト2騎がダッシュを乗せて迫ったが、2号艇の守屋美穂がコンマ06の好スタートから伸びる展開。それでも、宇野弥生も負けじとコンマ07の全速スタートを決めると1M先マイ。差し迫る守屋をバックで振り切ると、そのまま1着ゴールを飾った。

 今シリーズは一級品の「伸び」を武器にV戦線をリードしたが、その反面、ターン回りや乗り心地に不安を抱えてのレースに頭を悩ませていた。守屋のデキがあまりにも良く、このままでは危険と察し「(優勝戦の前に)思い切って、しっかり回れるようにペラを叩いた」と土壇場でシフトチェンジ。これが奏功した。「優勝戦は納得の乗り心地になっていました。1Mもイメージ通りのターンができたし、一番状態が良かった」と最後の一手が実を結んだ優勝に満面の笑みを浮かべた。

 この後は30日のフライング休みに入り、現時点での次節あっせんは年明け2021年1月3日から始まる徳山GⅢ「オールレディース」で、今シリーズが2020年の仕事納めとなった。「今年は夏場にちょっと苦しかった。冬場になって好みのペラ調整が気候に合ってきて、だいぶリズムが良くなってきました」と、ここに来て調子を上げてきていただけに、F休みは残念だが「調子が良くない時にもたくさんのファンが声援を送ってくれたし、本当にありがとうございます。この休みが次につながるような休みにしていきますので、また声援をよろしくお願いします」とフライング休みをプラスに捉えて、さらなる成長をファンに誓って、レース場を後にした。