【江戸川ボート・スカパー!・JLC杯】中村泰平がA1級返り咲きへ全力投球

2020年11月16日 18時01分

中村泰平

 ボートレース江戸川の「スカパー!・JLC杯 ルーキーシリーズ第22戦」は17日、開幕する。その前日、前検日の16日にエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 初日選抜組では井上忠政(大阪=24)が2連対率43%の良機55号に合格点を与えた。「気になるところはない。どの枠でもいいレースができそうだし、手応えはあった。このまま行くつもりです」と口調も滑らかだ。

 地元期待の宮之原輝紀(東京=22)は同22%の35号機を引いてしまったが「特訓は(エンジン、プロペラも前操者の状態)そのまま行って、伸びは普通くらい。班でも変わらなかった」と水準は確保できそうな気配だった。

 一方、6秒53の前検一番時計を叩き出したのが斉藤大将(東京=25)。「エンジンの素性が良さそうですね。出足は良さそうです」と上々の雰囲気だった。

 そんな中で注目したいのが中村泰平(愛知=24)だ。

 前々節の徳山GⅢ企業杯では中島孝平、中野次郎ら強豪を向こうに回してインからコンマ16の好スタートを決めて逃げ切り圧勝。昨年1月の住之江一般戦以来となる通算2度目の美酒を味わった。

「すごいプレッシャーだったので正直、優勝できてホッとしました!」と笑顔を見せるが、前節の地元・とこなめ67周年記念では1勝も挙げられず、記念クラスの選手との力の差を感じていた。

「エンジン出しですね。(記念戦線の常連選手は)エンジンを直すのも早いですから。自分の課題はそこですね」とまだまだ課題も多いようだ。

 今節は2連率30%の32号機とのコンビ。「起こし、行き足は問題ないけど、黒野選手とかエンジンがいい人とはだいぶ差がありそうです」としながらも「しっかり調整をしてA1級に戻れるように頑張ります」と2021年前期適用勝率は6・04と数字を落とし、A2級に陥落してしまったが、1期でのA1級返り咲きへ向け、全力投球を誓っていた。

 中村は1996年2月3日生まれ。愛知支部の117期生。2016年3月のとこなめタイトル戦で初1着。19年1月の住之江一般戦で初優勝。通算2V。高校まで野球一筋の元球児。師匠は平本真之(愛知=36)。

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