ボートレース住之江のGⅢ「マスターズリーグ第9戦ダイナミック敢闘旗」は13日、予選3日目が終了した。14日は、準優勝戦進出をかけた予選4日目が行われる。

 ここまで5戦4勝2着1本と強烈なインパクトを与えているのが野添貴裕(大阪=48)。3日目後半11Rは4コースから1M二番差しで迫るも一宮稔弘(徳島=49)に先着を許し2着。「1Mは引き波に入ったね」と冷静にレースを振り返った。

 舟足に関しては「乗り心地が一番気に入っている。足もいいし、調整も合っている」と申し分ない仕上がり。4日目2走は5、1枠だけに前半6Rを上位着でまとめれば予選トップの可能性は高い。

 2位には3日目1、2着にまとめた深川真二(佐賀=46)。さすがの調整力で気配アップに成功。「自分も行き足がいいし、このエンジンをだいぶ引き出せている。自分の中では45%くらいの足になっている」とニンマリだ。

 3位は野添と舟足2強とされている山本英志(東京=45)がランクイン。エース83号機だけあって「足は全部がいいですね。調整も合ってパワーを持て余していることはない。Sもだんだん合ってきた」とホクホク顔だ。

 地元勢は6位の倉谷和信がワースト級のエンジンを立て直して戦えるレベルに持ってきた。こちらは4日目3、1枠だけに好枠に滑り込むチャンスは十分にある。

 また、2日目から3連勝で上昇ムードのはずだった三嶌誠司は3日目9Rの待機行動違反で減点7。大敗しなれば予選突破は可能だが、痛い減点となってしまった。