【江戸川ボート・ヴィーナスS】田口節子 今年4回目のVへ「一晩考えて何かします」

2020年11月09日 20時07分

田口節子

 ボートレース江戸川の「ヴィーナスシリーズ Yes!高須クリニック杯」は9日、準優勝戦2番勝負が行われ、10日最終日の第12R優勝戦に出場するベスト6が勝ち上がった。

 5日目準優11Rは1号艇の西舘果里(みさと、東京=33)が逃げ切って自身2回目、当地では初となる優出を決めると、続く準優12Rも深川麻奈美(福岡=33)がインから堂々の押し切って完勝。その結果、予選トップ通過だった深川が優勝戦1号艇、同2位だった西舘が2号艇となった。
 
 優勝戦は機技充実する深川と、エース51号機を駆る西舘が2強を形成するが、メンバー中一番の実力者、田口節子(岡山=39)にも注目したい。

 5日目準優11Rは2コースから差してバック3番手となったが、2Mの好ターンで竹井奈美(福岡=31)を逆転して2着に浮上すると、そのままゴール。優勝戦3号艇を手にした。

 ところが、レース後は「伸びは普通だけど、ターン回りが良くない。レース足がないですね。準優に入ると差を感じました」とまるで敗者のようなコメント。今節は2連率ワースト(25%)の45号機の調整に追われ「本体の調整はやり尽くしました。けど、足はずっと悪いままです」と、いまだに好感触を得られていないからだ。

 これで通算5回目の当地優出となったことにも「今までいいエンジンを引いていたツケがきましたね」と自嘲気味に笑うほど。それでも「このままだと優勝できないので、一晩考えて何かします。スタートも全速で行きます」と闘志は燃えている。今年4回目のVを狙う女傑の秘策に期待だ。

 田口は1981年1月14日生まれ。99年11月下関で岡山支部85期生としてデビュー。2003年11月のびわこ戦で初V。11年3月三国の女子王座決定戦(現在のレディースチャンピオン)でGⅠ初V。翌12年3月の多摩川大会も制し連覇を達成した。通算59V。