【多摩川ボート・オールレディース】松本晶恵が苦手水面克服しイン逃げ快勝

2020年11月04日 19時17分

イン逃げで今年3度目の優勝を果たした松本晶恵。右はコスプレイヤー・えなこ

 ボートレース多摩川のGⅢ「オールレディースリップルカップ」は4日の最終日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇・松本晶恵(群馬=33)がイン逃げ快勝。7月の地元の桐生GⅢ「オールレディース」以来、今年3度目のVを果たした。

 注目の優勝戦は進入争いに動きもなく、オーソドックスな枠なり3対3スタイルでレースが始まった。各艇が早いスタートを踏み込んでいく中、1号艇・松本がコンマ08のトップタイミングを決めてイン速攻。「スタートで先行していたので気持ちに余裕ができたし、落ち着いて回れた」と、ライバルたちに影をも踏ませぬ圧勝劇を披露した。

 実は松本にとって多摩川は〝鬼門〟だった。というのも、2010年11月以後、優勝戦から遠ざかっており、今節は実に10年ぶりのファイナル進出だったのだ。「優勝戦の1号艇も久しぶりだったし、多摩川では優勝戦にもほとんど乗れてない状態だったので、まさかこんないい成績で勝てるとは…。すごくうれしいです。これで多摩川は得意水面になりました」と苦手意識を払拭し、満面の笑み見せた。

 表彰式では「これからも目の前の一戦一戦を全力で」と話したが、視線の先には月末の蒲郡GⅡ「レディースチャレンジカップ」、さらには年末の浜名湖プレミアムGⅠ「クイーンズクライマックス」に〝照準〟を合わせている。この優勝を機に、さらに勢いを加速させるつもりだ。

 松本は1987年6月3日生まれ。群馬支部の98期生で同期には〝女王〟平山智加(香川=35)らがいる。2006年5月に地元の桐生でデビュー、12年6月のまるがめで初優勝。2016年平和島プレミアムGI「クイーンズクライマックス」ではGⅠ初制覇。そのまま賞金女王に輝くと18年12月にも平和島の同シリーズで2度目のGⅠ制覇した女子トップレーサー。