【とこなめボート・ヴィーナスS】6号艇・守屋美穂が鮮やかまくり差しV「いい具合にハマりました」

2020年10月29日 18時09分

優勝記念品のガラスの靴を手にガッツポーズする守屋

 ボートレースとこなめの「ヴィーナスシリーズ第15戦 常滑シンデレラカップ」は29日最終日、第12レースで優勝戦が行われた。制したのは6号艇・守屋美穂(岡山=31)。2着に1号艇・遠藤エミ(滋賀=32)、3着に5号艇・松尾夏海(香川=29)と入り、3連単は9万7710円(99番人気)と今シリーズ一番の高配当となった。

 レースは2号艇・田口節子(岡山=39)がピット離れで立ち遅れ、132・456の並びでスタート。当日29日が29歳の誕生日だった松尾がバースデー初Vへ、5コースから猛攻を仕掛けたが、イン遠藤が抵抗。ガラ空きとなった1Mの懐を守屋が鮮やかにまくり差して突き抜けた。

 勝った守屋は昨年5Vが全て1号艇での優勝だったが、対照的に今年3Vは全て1号艇以外、というデータがあった。予選中でも外枠時にチルト角度をハネることもあり、今年は勝負どころでの思い切ったレースが際立っていたが「試行錯誤していた中で、松尾さんの伸びが良かったので回り足、乗り心地重視で行こうと。(同支部で後輩の)勝浦(真帆)さんにペラのアドバイスをもらって、いい具合にハマりました」と、波乱の展開を読み切ったVだった。

 賞金ランクは女子2位のまま変わらないものの、トップ・平山智加(香川=35)との差は約230万円と射程圏に捉えた。来月11月も、地元・児島のオールレディース戦や蒲郡GⅡ「レディースチャレンジカップ」など、大事なレースが目白押し。「まずは1走1走。それが年末や来年に繋がれば」とさらにレースへの集中力を高めて大一番へ挑む。

 守屋は1989年1月20日生まれの101期生。通算優勝は16回。GⅠレースのV経験はないが、GⅡ優勝は2度あり、2018年の芦屋「レディースチャレンジカップ」、同じく芦屋で2019年に男女混合の「モーターボート大賞」を制した実績を持つ。