【桐生ボート・開設64周年記念】SG初優出のユーチューバー上平がGⅠ初Vへ虎視眈々

2020年10月28日 22時35分

上平真二

 ボートレース桐生のGⅠ「開設64周年記念 赤城雷神杯」は29日、6日間にわたる熱い戦いの幕を開ける。前検日の28日にはエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 今節は直近の大村SGダービーからの転戦組が主力となるが、中でも準Vだった地元のスピードスター・毒島誠(群馬=36)が主役筆頭だ。6秒62の前検一番時計をマークしたものの、本人は「一番時計の感じはない。エンジンは良くなさそうなので整備も考える」と早速の整備も視野に入れている。
 
 毒島とともにダービーで優出(4着)を果たした上平真二(広島=46)にも注目したい。

 上平といえばボートレーサーユーチューバーの草分け的な存在。大村ダービー参戦前の段階では「上平真二ch」の登録者数は約9000人だったが、ダービーでの活躍もあり28日の段階で約9300人にまで増加し「やっぱりSGは注目度が高いですからね」と笑顔を見せた。

 SG優勝戦はデビュー26年目にして初の大舞台だったが、課題も見えた。「2着は守らないといけなかったですね。やっぱりSGだし、自分が冷静ではなかったのかもしれません。それでおしかりのメールを多くいただきました」と普段は冷静な男でもSG優勝戦では平常心とはいかなかったようだ。この経験を生かし、今節は自身GⅠ初Vを獲るシリーズとしたいところ。

 エンジン抽選では機2連率28%ながら近況は上り調子の26号機を得た。「機率がないエンジンだけどギアを替えてから良くなっていると聞いています。回転の上がりに違和感はないし、下がることもなかったと思う。ペラの形も近かったです」と気配はまずまず。ダービーからの流れを確かなものとし、今節も大暴れに期待したい。

 上平は1973年11月28日生まれ。広島支部の75期生。2000年1月の三国タイトル戦で初V。通算65V。前節の大村ダービーでSG初優出を達成した広島のテクニシャンだ。