【びわこボート・スカパー!・JLC杯】勢い断然の前田篤哉 3連続Vなるか

2020年10月25日 20時26分

前田篤哉

 ボートレースびわこのルーキーシリーズ第20戦「スカパー!・JLC杯」が26日、開幕する。先月、当地で行われたプレミアムGI「第7回ヤングダービー」での活躍が光った上田龍星(大阪=25)が初日ドリーム戦1号艇で登場。「ヤングダービー」優勝戦は1号艇で3着と、悔しい敗戦となっただけに、今回はその借りを返す逃走に期待したい。また、上田同様、ヤングダービーで優出(6着)した春園功太(三重=29)も5号艇におり、V戦線の行方を占う意味でも目が離せないレースとなった。

 この一戦で本紙が注目したいのは3号艇・前田篤哉(愛知=23)だ。

 なにせ、近況の勢いが断然。2節前の桐生ルーキーシリーズ第18戦で待望の初優勝を飾ると、続く前節の多摩川ルーキーS第19戦でもⅤと快進撃! 初Vから連続優勝を飾った〝ツワモノ〟だ。次期(2021年前期)適用勝率も25日現在、6・44と、待望のA1級昇級も確定的としている。

「最近は調整も悪くないし、流れも良くて、いい感じでいけていますね。今までは焦りがあって、レースでゆとりがなかったけど、優勝できたことでメンタル面で楽になりました。いい意味で力が抜けて、自分の思ったレースができるようになりました」と、初V奪取で精神的にも余裕が生まれ、一皮むけた印象だ。

 今節の相棒33号機は2連率19%と機率は低いが、当地で〝激変〟必至といわれている〝魔法の中間整備〟(節と節の間、休載日に整備士によって大幅な部品交換などを行うもの)が施されており「中間整備が入ったおかげで感触は悪くなかった。数字以上に動いているし、十分に戦えそうでしたよ」と、前検日から及第点の動きを披露しており、心配はなさそうだ。

 記録の残る1996年以降で、デビュー初優勝した選手が次節で連続Vを果たしたのは前田が22人目。さらに、3連続Vの離れ業となると、引退した伊藤宏(福岡・76期)ただ1人。今節、前田が優勝すれば2人目の快挙となる。

 22日のボートレース江戸川一般戦では弟の滉(ひかる、20)も初優勝を飾っており、これまた発奮材料となってくるはず。日々、進化を続ける若獅子が3節連続Ⅴへ向けて、初日からダッシュする。