【とこなめボート・ヴィーナスS】遠藤エミ「苦労をしましたからね…」当地経験生かし整備順調

2020年10月23日 18時42分

今年3度目のとこなめ参戦となる遠藤エミ

 ボートレースとこなめの「ヴィーナスシリーズ第15戦 常滑シンデレラカップ」が24日、初日の幕を開ける。

 今節は主役の一人、遠藤エミ(滋賀=32)がやってくれそうだ――。

 当地とこなめは今年3回目の参戦となるが、前2節はいずれも凡走。9月のGⅡ「モーターボート大賞」は、男子強豪との対戦だったということもあるが、6月の「オールレディース」戦では約1年5か月ぶりの女子戦予選落ちという屈辱も味わった。

 ただ、結果に結びつかなかったが、目をひいたのはピット内で懸命に作業をする姿。その2節とも最終日に勝ち星を挙げる意地を見せ、何かしらきっかけを掴んでいった。

 待望の好エンジンをゲットした今シリーズは「舟足は全体に悪くない。スタート特訓でも分が良かった。プロペラを叩いて反応もあった」と前検日から好感触。今後の調整に関しても「(ここでは)苦労をしましたからね…」と、誰よりも調整の〝引き出し〟を持っている点は強みとなるだろう。

 今年は23日現在、女子獲得賞金ランクの10位と、遠藤にしてはやや不調だったが、もともと冬場は得意。苦手水面を克服となれば、様相も一気に変わるはずで「ここからリズムを上げたい」と、年末決戦に向けて弾みをつける意味もあって、意気込んでいる。

 遠藤は1988年2月19日生まれ、滋賀支部の102期生。例年8月に行われるPGI「レディースチャンピオン」は優出(過去3回)止まりだが、年末のクイーンズクライマックスは17年の大村大会で4戦4勝の完全Vを達成。11月開催のGⅡ「レディースチャレンジカップ」も過去3回制している、女子艇界きっての強豪。