【津ボート・オールレディース】〝速攻派〟堀之内紀代子が予選トップ通過「スローのほうが伸びる」

2020年10月20日 18時18分

オール3連対で準優に駒を進めた堀之内紀代子

 ボートレース津の「津オールレディース」は20日、4日間の予選バトルを終了。開催5日目となる21日の10~12レースで準優3番勝負を行う。

 その準優勝戦――。ボートレースで最も有利とされる1号艇は10R・松本晶恵(群馬=33)、11R・中谷朋子(兵庫=44)、12R・堀之内紀代子(岡山=41)が、それぞれ勝ち取った。

 この3人の中で特に勢いを感じるのが予選を得点率トップで通過した堀之内だ。3日目後半戦の第9Rから怒涛の3連勝! 大逆転で首位通過を決めた。

 もちろんレース内容も充実一途。特に圧巻だったのが予選ラストの4日目12Rで、4カドだった堀之内はスタートタイミングこそコンマ20の4番手発進で、スリット隊形はやや後手に回る展開となったが、そこからグイグイと追いつき、1Mはまくり差しで鮮やかに突き抜ける力強いレースだった。

 ただ、レース後のコメントは意外なものだった。「スロー発進からのほうが、伸びる感じがあるし、特長もターン回りですね。競っても強い足です」とレースで目に見えて良かった部分とは違う部分を強調した。

 どちらかといえば〝一撃タイプ〟のイメージもある堀之内だが、予選8走を5勝2着1回、3着2回のオール3連対でまとめており、安定感のある実戦足に助けられたという思いも強いのだろう。

 準優戦はもちろん1号艇。4日目12レースとは違う形のレースをすることになるが、自身が強調する足こそがイン戦で勝つために最も必要な要素だけに、心強い仕上がりと言えるだろう。

 この準優戦を勝てば22日最終日の優勝戦も、もちろん1号艇となる流れ。この舟足なら一気にVロードを突っ走ってくれるはずだ。

 堀之内は1979年9月9日生まれの84期生。過去の優勝は6回だが、直近Vは先月の福岡オールレディース戦で近況も好リズム。豪快なまくり戦が持ち味で、女子屈指の速攻派レーサーだ。