【芦屋G1九州地区選(6日開幕)】G1「第60回九州地区選手権競走」(九州ダービー)が明日6日から6日間の日程で開催される。今年の舞台はボートレース芦屋。福岡、佐賀、長崎の3支部から選出された精鋭52選手が第60代九州ナンバーワンの称号とSGボートレースクラシック(総理大臣杯)出場権をかけて激突する。区切りの60回大会は初日、2日目にドリーム戦が組まれるダブルドリーム制。優勝候補最右翼は、現艇界のリードオフマンでもある瓜生正義だ。見る者を魅了する、華麗なレースで一昨年に続くV2を目指す。大会連覇にチャレンジするのは今井貴士だ。30人を超える大所帯の福岡は他にも候補は枚挙にいとまがない。佐賀勢では峰竜太が芦屋での55回大会に続き大会V2を狙う。深川真二も当地周年Vの実績がある。少数精鋭の長崎勢では56回大会Vの赤坂俊輔に、石橋道友、桑原悠がタイトル奪取に燃える。

<初日ドリーム戦展望>インに陣取る瓜生正義の押し切りに人気は集中するだろうが、逆らうのは難しい。なにしろ、芦屋は現在、3場所連続優勝中。昨年6月には周年記念初制覇、8月の九州スポーツ杯では初日からきれいに白星を11個並べてパーフェクトVを達成。よほど悪いモーターを引かない限り、先マイを決める。

 藤丸光一は、芦屋は昨年7月の参戦時に優出2着。昨年1年間の芦屋の2コース3連単率は80パーセントを誇り“持ち場”の内水域からきっちり力を発揮してくる。

 吉田弘文は意外なことに昨年は芦屋での出走がなかった。2012年8月の一般戦以来の登場となる。前節の浜名湖周年でのFは痛いが、芦屋戦は現在3節連続優出中。それも2・1・1着と好内容でのものだけに、吉田らしい機動力を発揮して自在に攻め込んでこよう。

 芦屋での優勝歴がないのが不思議なくらいだった岡崎恭裕も、昨年10月にインから逃げて芦屋での初Vを飾った。やや分が悪いくらいのモーターなら持ち前の爆発力と迫力満点のターンでカバーしてくる。

 平田忠則は今年正月シリーズで優出3着。そのときはこの九州ダービーを視野に入れ、ペラに固執せずその他の調整で仕上げのバリエーションを増やした。今大会は成果を示すときだ。西山貴浩はまだ芦屋での優勝はないが、仕上げの技術は水準以上。メンタル面でも引けは取らないだけに、ここに入っても位負けはない。

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