ボートレース住之江の「日本MB選手会会長杯争奪2020ダイスポジャンピーカップ」は18日、予選2日目を終了した。

 ここまで3戦1、2、1着と全2連対をキープする武田光史(福井=47)が得点率トップに躍り出た。今節は初日ドリーム戦で6号艇から2着するなど、乗れている。「エンジンはしっかりしている。(調整に)反応しているし、まあまあですね。いつもの感じでいきたい」と相変わらず〝クール〟な対応。19日の3日目は2、4号艇(3R、9R)だが、舟足は上位級の好仕上がりだけに、このままトップの座を守るつもりだ。

 同2位には丸岡正典(大阪=41)がつけている。レース後は「1Mはスムーズに回れたけど、波があると乗りにくい。直線は悪くないけど、出足が怪しい。このままでは行けないので、プロペラを調整する」と底上げに余念がない。

 3位の堤昇(静岡=50)もバランスが取れた悪くない舟足だが、予選ラストは2R・5号艇、10R・6号艇と、試練の外枠が残されており、正念場を迎える。

 一方、V候補筆頭の田中信一郎(大阪=47)は得点率4位の位置。初戦の3着が響いている形だが、それでも、初日後半戦から日またぎで連勝とリズムアップしてきた。「ここまで(調整は)ほとんど何もしてない。あとは、ペラ調整でバランスを取るくらい」と、余裕しゃくしゃく。準優戦の絶好枠取りから、V奪取を視野に入れて、さらに加速するはずだ。