【多摩川ボート・ルーキーシリーズ】百武翔 10R気迫の追い上げで3着「展開を突く足はある」

2020年10月17日 20時39分

気合十分の百武

 ボートレース多摩川の「ルーキーシリーズ第19戦」は17日、予選の2日目を行い、次世代のスター候補である若手たちによるスピードレースが展開された。

 この日のメインである第12R「ドリーム2nd」は1号艇の関浩哉(群馬=25)が唯一ゼロ台(コンマ09)のスタートを決め、危なげく逃げ切った。初日から1、2、1着のオール2連対で2日目を終えて得点率トップに立った。

 機力面では「かかりが良くて、ターン出口で押している。スタートも放ったけど持ったし、行き足もいい」と好仕上がり。18日、3日目の2走(3、11R)は6、5号艇と不利枠になるが、関のハンドルテクと出足の良さがあれば克服できそうだ。

 その「ドリーム2nd」で2着に終わった藤原啓史朗(岡山=30)だが、舟足に関しては威張れるレベルだ。6号艇の初日は強気な前づけに出て3コースからまくり快勝。2日目前半の第5Rは2コースから1号艇の渡辺翼(山口=29)の懐を鋭く差して1着。「出足、行き足はトップクラス。伸びは中の上」という。

 この藤原と18日の第12Rで対戦する百武翔(佐賀=27)も注目したい選手だ。

 2日目第10R、勢いをつけるには絶好のイン戦だったが「あんなに遅いとは」とスタートはコンマ31と遅れ1周バックは4番手に。しかし道中は気迫の追い上げを見せ3着に入った。

「伸びは悪くないけど、道中で乗っている感じが良くない」と不満顔。ただ初日の第2Rでは3コースから目の覚めるようなまくりを決めており、エンジン自体は悪くない。調整を合わせればメインレースでも勝負できそうだ。

 近況は前節の桐生(5着)、前々節の住之江(4着)と2つのルーキーシリーズで連続優出。特に桐生は良機と言えないレベルでも優勝戦に進んだ。「前節も勝負駆けで優勝戦に乗れて、今節も勝負と思ってきた。出て行く足はないけど、展開を突く足はあるので頑張る!」。

 2011年前期のA級確保に向け、このシリーズが今期最終戦。普段以上に気合が入っており楽しみな存在だ。