【多摩川ボート・ルーキーS】前節初Vの前田篤哉がサプライズ水神祭「ありがたいです」

2020年10月15日 18時14分

初Vの水神祭を挙げた前田
初Vの水神祭を挙げた前田

 ボートレース多摩川では16日からルーキーシリーズ第19戦が行われる。その前検日に当たる15日にはエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 注目の初日メイン第12Rの「ドリーム1st」組では地元・宮之原輝紀(東京=22)が2連対率こそ30%ながら、近況上り調子の21号機を引き当て「手前の感じは大丈夫。スリット近辺の足も普通はあるし、悪くなかった」とまずまずの手応えを得ている。

 一方、2日目(17日)メインの「ドリーム2nd」組ではオーバーエージ枠で出場する藤原啓史朗(岡山=30)が前節の優勝エンジン・13号機を引き「間違いなくいいエンジン。上がりがいいし、出足、回り足が良さそう」と早くも抜群の気配をアピールした。
 
 そんな中で本紙が今シリーズ、注目したいのが前節の桐生ルーキーシリーズ第18戦で念願の初優勝を飾った前田篤哉(愛知=23)だ。

 桐生ルーキーSでは出足を上位級にまで仕上げて、3号艇で優出。優勝戦は3コースからコンマ09のトップスタートを決めると、地元のイン関浩哉(群馬=25)の懐をズブリとまくり差して自身初Vを達成した。

 その前節では行われなかった水神祭(ボートレース界特有の節目の勝利などをお祝いする儀式)が当地で〝代替〟で行われるサプライズ演出に「ありがたいです」と話し晩秋の水面にドボン! 同県の野中一平(愛知=25)や敗れた関も一緒に水面に飛び込み祝福を受ける。「うれしいです。今節もしっかり頑張ります」と喜びを表した。

 さて、今節コンビを組む62号機は2連対率が22%台と低いが「機率はないけど、足併せやスタート特訓で下がるような感じはなかったです」と水準クラスは確保できそうな様子だ。

 今節は〝買い材料〟もある。というのも現在、期末(31日まで)を迎えつつある2021年前期適用勝率がボーダー上の6・25で当地入り。自身初のA1級昇格もかかるだけに「A1級になれれば…」と力が入っているから。目下の勢いからすれば、この目標も十分にクリアは可能なはず。さらに、その流れに乗って一気に2度目のVも…。

 前田は1996年11月29日生まれ。愛知支部の120期生。2017年7月の桐生一般戦で初1着。前節の桐生ルーキーSで念願の自身初Vを達成した愛知艇界の新星だ。

 

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