【徳山ボート・ヴィーナスS】田口節子がイン逃げ快勝 女子戦2節連続V

2020年10月15日 17時24分

女子戦2節連続Vを飾った田口

 ボートレース徳山の「徳山ヴィーナスシリーズ第14戦」は15日最終日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の田口節子(岡山=39)が人気に応える逃げ快勝。今年3度目、通算59回目の優勝は前節の蒲郡オールレディースに続く、女子戦2節連続Vとなった。

 予選2日目に連勝ゴールを決めて得点率首位に浮上すると、そのままトップを堅持。準優戦では「焦った…」と一瞬、ひやりとするシーンもあったが、シリーズを通じて安定したレースぶりに、穴党ファンからは諦めの声さえ漏れてきた。

 そして迎えた優勝戦。またしても田口の地力の高さが光る〝逃げ切り〟となる。枠なり3対3でスタートしたレースは5号艇・西村美智子(香川=36)がコンマ00のタッチスタートで一気のまくりを狙う。しかし、これをガッチリと受け止めてBSでは並走状態。ここから2Mを先取りすると西村を突き放した。「序盤は大したことのない足だったが、徐々に底上げできた。機率より出せているけどトップの足ではなかった。前節の蒲郡ほど出てなかったですから…。西村選手を相手に余裕はなかったけど外から来ているのは見えていたので対応できた」とホッとした表情を見せた。

 この優勝で今年の獲得賞金は2412万円まで到達。女子賞金ランクでは10位のままだが、直下の11位・遠藤エミ(滋賀=32)に約70万円、12位・大滝明日香(愛知=41)に90万円の差をつけた。年末のプレミアムGⅠ「第9回クイーンズクライマックス」(BR浜名湖=12月28~31日)出場が見えてきたが「去年は(QC出場に)出ようと考えていたけど、今年はそうではない。先のことは考えずに精一杯走ります」とキッパリ。それでも「出れるようなら頑張ります」と力を込めた。リズムの良さは確かだけに、年末決戦に向けて改めて注目だ。

☆田口節子(たぐち・せつこ)1981年1月14日生まれ。岡山支部の85期生。99年11月、下関でデビュー。同年12月の児島で初勝利。2003年11月のびわこ女子リーグで初優勝。11~12年のGⅠレディースチャンピオン連覇を含め、通算59V。14年7月20日に宮島で通算1000勝を達成。同期は井口佳典、田村隆信、湯川浩司、丸岡正典ら「銀河系軍団」。実妹は08年6月に解散したガールズバンド・中ノ森BANDでベースを担当していたYUCCOこと田口裕美子。身長162センチ。血液型=AB。