ボートレースまるがめのGⅠ「京極賞 開設68周年記念」は14日、4日間の予選を終了。15日の5日目、9~11Rで準優3番勝負が行われる。

 峰竜太(佐賀=35)、原田幸哉(長崎=44)、吉川元浩(兵庫=48)による予選首位争いは最終的に原田に軍配が上がり、準優戦11Rの絶好枠を確保。これを逃げて、優勝戦ポールポジション奪取をもくろんでいる。

 その原田は2日目の「ドリーム2nd」で5着に大敗したが、これは6号艇、大外6コースが敗因。当地の看板級エンジン65号機は噴きに噴きまくり、「4日目は完璧に仕上がっていて大満足! 出足だけではなくて、全部の足が良かった。(進入起こし位置が)深くても持つ仕上がり」とまさに非の打ちどころのない状態にもってきた。

 これにはVを争うライバルの峰でさえ「(原田)幸哉さんとは舟足の違いを感じた」とお手上げムードで、あとは準優戦11Rを勝利すれば、最終日の優勝戦も絶好枠が手に入る流れだ。

 今年の獲得賞金ランクは14日現在、32位。〝王道〟闊歩のV奪取となれば暫定22位あたりに浮上する計算で、3年ぶり6回目のグランプリ出場も夢ではなくなる。