【徳山ボート・ヴィーナスシリーズ】準優戦逆転勝ちの竹井奈美が虎視眈々「冷静に走りたい」

2020年10月14日 18時32分

腕をぶす竹井奈美

 ボートレース徳山の「徳山ヴィーナスシリーズ第14戦」は5日目の14日、10~12Rで準優3番勝負が争われた。11Rの1号艇・竹井奈美は1周2Mの抜き逆転の形になったものの、1号艇は揃って勝ってファイナル進出。15日最終日の第12Rで行われる優勝戦に出場するベスト6の顔ぶれは以下の通り。

1号艇・田口 節子(岡山=39)

2号艇・西橋 奈未(福井=24)

3号艇・竹井 奈美(福岡=31)

4号艇・川野 芽唯(福岡=34)

5号艇・西村美智子(香川=36)

6号艇・渡辺 優美(福岡=28)

 絶好枠に構えるのは予選首位通過を果たした田口。14日現在で女子獲得賞金ランクの10位につける。前走の蒲郡GⅢオールレディースに続く連続V達成で、獲得賞金トップ12(11月末まで)に与えられる、年末の浜名湖プレミアムGⅠ「クイーンズクライマックス」(12月28~31日)出場を一気に引き寄せられるか注目が集まる。

 田口は今大会も盤石のレースぶりが光る。気象の変化にもそつなく対応。女子艇界屈指の速攻力を武器にインから主導権を奪い押し切る構えだ。だが、その牙城を崩すべく、虎視眈々としているのが竹井だ。

 準優11Rはコンマ19で立ち遅れ。それでも1Mまでに伸び返して、2コースからツケマイに出た深川麻奈美(福岡=33)を受け止めて先マイを果たした。だが、その内を差した山下友貴(静岡=34)、大滝明日香(愛知=41)、渡辺優美(福岡=28)らがバックストレッチで台頭。2Mは山下に先取りをされてしまったが、こん身の全速差しで見事逆転勝利をもぎ取った。

 レース後は「1Mでは(スピードを)落とし過ぎた。でも、マクられそうだったけどなんとか持たせられたし、2Mは(ターンで)押していた。スタートのしやすさや、ターンでの進みがいい。サイドのかかりも今節では良かった。自分の好きな感じになった」と仕上がりに納得の表情をみせた。

 優勝戦の内枠には実績上位の田口、そして節一級の強力足を誇る西橋がいる。「田口さんのエンジンも出てそうだし、西橋さんの動きもちゃんと見ないと…。しっかりハンドルを切って冷静に走りたい」と決戦を見据えている。

☆竹井奈美(たけい・なみ) 1989年7月31日生まれ。福岡支部の104期生。福岡県出身。2009年5月の福岡でデビュー。同年10月の宮島で初勝利。16年6月の福岡ヴィーナスSで初優勝。通算7V。同期には松田大志郎、中田竜太、岡村慶太らがいる。身長152センチ。血液型=A。