【びわこボート・秩父宮妃記念杯】丸野一樹が新感覚トレで肉体改造「選手寿命延びる」

2020年10月13日 15時03分

努力し続ける丸野一樹

 ボートレースびわこのGⅡ「第64回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」が14日に開幕する。

 V有力候補の一人は地元期待の若手・丸野一樹(29)だ。デビュー8年目となる昨年8月のびわこ67周年記念でGⅠ初Vを飾ると今年も1月にからつ66周年記念で2度目のGⅠ制覇を果たすなど今年5V。守田俊介(45)、馬場貴也(36)の滋賀ツートップとともに「びわこの顔」になりつつある。その土台になっているのが〝鍛えられたカラダ〟だ。悲願のグランプリ初出場、そして後輩に向けて――。地道に取り組んでいるトレーニングに対する考え、思いを明かした。

――最近、トレーニングをしている姿をSNSで公開している

 丸野 デビューしてからずっとトレーニングはしていました。でも本当に突き詰めてやりだしたのは昨年のアタマからですね。やり始めてGⅠを2個取れたし効果を実感しています。今年は上半期に下半身を中心にトレーニングして、ボートレースにどう効果があるか試しながらやってきました。トレーニングの効果が出始めている感じがあったので、6~7月くらいからは上半身中心にやっています。

――トレーニング方法は

 丸野 パーソナルトレーニングの形でトレーナーさんと1対1です。トレーナーさんにもボートレースとはどういう競技なのか、いろいろと勉強してもらって…。お互いに、やりたいことを話し合ってやってます。僕を実験にして、という部分もありますね。ある程度、その効果は実証されてきてます。このトレーニングをボートレースに生かしていく。水の上なので転覆しそうになったり、一瞬の判断で避けないといけない時に対応できるようにしたい。舟の安定とか…。しなやかさと強さの両方を求めている。しなやかさ、柔らかさ、だけでは対応できないため、そこにプラス強さという感じ。それを後輩にも教えていってます。

――具体的な内容は

 丸野 ボートレーサーは筋トレと言っても筋肉をガチガチにつけると体重が増えてしまうので「感覚統合トレーニング」と言って、今ある筋肉を、いろんなところから刺激。そして神経系と自分をマッチさせて、いろんな動きをできるように、パワーを出せるようにするものです。人間の動きは自分の癖で一緒の動きしかしなくなる。すると使っていない神経が出てくる。それを使えるようにすることでもっとしなやかに、いろいろな動きをできるようにして、身体能力を向上させるというものです。

――動画に対する反響は

 丸野 やっぱりモーターボートレースという名前の通り、モーターが7割あって、身体の部分は比率的には少ないと思う。でも、そこを突き詰めることでターンの感じ、気持ちが変わってくる。だから自分はボートレーサーとしてトレーニングの重要性を感じてます。やり始めてから、腰が痛いとか、首が痛いとかそういうのが少なくなってきた。これならレーサーとして生活していく上で選手寿命が延びるのではと思う。こういうコロナ禍の世の中なので自分の動画を見て身体を動かしてもらえればうれしい。最近では一般の方からもレーサーからも「トレーニング動画を見てるよ」と言ってもらえている。レベルアップしてグランプリに行けたらと思っています。