【まるがめボートGI開設68周年記念】柳生泰二がジワリ上昇「前検より半艇身は上積みできた」

2020年10月11日 23時35分

柳生泰二

 ボートレースまるがめのGⅠ「京極賞 開設68周年記念」が11日、幕を開けた。その初日は大波乱。3連単の万配当は4本に、第10Rでは3コースからまくり差しを狙った上平真二(広島=46)が1Mで振り込み(妨害)、2号艇の桐生順平(埼玉=34)と5号艇の島村隆幸(徳島=29)が転覆、4号艇の江夏満(福岡=40)はエンストと、3艇を巻き込む大事故となり3連単は不成立。負傷した桐生と島村は帰郷、江夏も「新ペラに替わる」ことになった。

 そんな中で2連対で飛び出したのは快速機を駆る原田幸哉(長崎=44)と2着2本と無難にまとめた吉田拡郎(岡山=38)。特に原田の65号機はエース機・今垣光太郎の31号機に次ぐ評価で、前半の第3Rは3コースからまくり一撃、5号艇の後半の第7Rは2コースに動いて差し粘り2着、パワフルな動きを披露した。「まだバチッと合っていないけど、まあまあ動いている。力強さも感じる」と話し、シリーズリーダーを予感させる。

 また、この原田以外にもう1人注目したいのが柳生泰二(山口=35)だ。こちらも好素性の部類に入る47号機を手にする。ただ前日の前検練習後は「直線で下がっていました」と表情はさえなかった。

「ターンは軽い感じがしたので、もしかしたら回り過ぎなのかも…。とりあえずペラ(調整)をしっかりやっていきます」と、時間があった初日はその調整に没頭した。

 迎えた第8R、1Mを5コースからまくり差して2着に入った。

「かなり調整をしました。下がっていた伸びが、少し余裕があるぐらいまで良くなりましたね。前検より半艇身は上積みできたと思います。ターンの感じも悪くなかったですよ」と表情は明るくなった。

 ジワリと素性の良さを引き出し、あとは「早くスタートをつかみたい」と話す。スタートがしっかり決まるようになれば、V争いに顔を出してくるかもしれない。