【桐生ボート・ルーキーS】前田篤哉が初V射程「スタート勘、初日から合っている」

2020年10月09日 22時35分

前田篤哉

 ボートレース桐生のルーキーシリーズ第18戦「スカパー!第20回JLCカップ」は9日、5日目を終了した。

 注目の準優勝戦3番勝負は、9Rでは前田篤哉(愛知=23)が鋭いまくり差しで勝利。10Rは野中一平(愛知=25)がインからコンマ10の好スタートを決めて逃げ切り快勝。11Rは地元の関浩哉(群馬=25)がインからコンマ15のトップスタートで逃げ完勝。この結果、10日最終日12Rの優勝戦メンバーは次の通り、決まった。

 1号艇・関 浩哉(群馬=25)
 2号艇・野中一平(愛知=25)
 3号艇・前田篤哉(愛知=23)
 4号艇・新開 航(福岡=24)
 5号艇・上田龍星(大阪=25)
 6号艇・百武 翔(佐賀=27)

 この優勝戦で注目したいのが3号艇の前田だ。

 今節は2連率27%と少々、心もとない67号機とのタッグで、序盤戦から伸びに関してはひと息の状態が続いていた。ただし、一瞬の出足に関しては上々の手応えを得ており、派手さこそないものの、スピードとテクを生かしてしっかりと着をまとめて、予選を第9位で通過した。

 迎えた5日目準優9Rは3号艇・3コースからコンマ12のトップスタートを決めると、イン新開航の懐にズブリとまくり差しを一閃させて勝利。レース後は「出足に関してはすごくいいです。直線も下がる感じはなくなりました。僕の中ではいい方の足です。(今節は、優勝戦と同じ)12Rを2回走っているので、あとは微調整でいきたいです。スタート勘も初日から合っています」と機力も上昇中なら、〝気力〟を充実してきている。

 デビュー3年半となるが、まだ優勝は未経験。「初優勝は全然考えていません。僕は意識すると失敗してしまうタイプなので…」と待望の初Vへ向け、あくまでも自然体で臨む構えだ。

 愛知の新星がどんなレースを見せてくれるのか、注目したい。

 前田は1996年11月29日生まれ。愛知支部の120期生。初1着は2017年7月の当地桐生一般戦。初優出は2018年8月の蒲郡一般戦。これが通算13回目の優出。