【三国ボート・ヴィーナスS】足も運も向いてきた…小野生奈バースデーVだ!

2020年10月01日 17時41分

小野生奈

 ボートレース三国の「ヴィーナスシリーズ第13戦 三国プリンセスカップ」は1日、準優3番勝負を行い、2日の最終日12レース優勝戦に出走するベスト6が出揃った。メンバーは以下の通り。

1号艇=小野 生奈(福岡=31)
2号艇=富樫 麗加(東京=30)
3号艇=遠藤 エミ(滋賀=32)
4号艇=深川麻奈美(福岡=33)
5号艇=平山 智加(香川=35)
6号艇=塩崎 桐加(三重=28)

 優勝にもっとも近いとされるファイナル1号艇を得た小野は、優勝戦当日の2日が32回目の誕生日。さらに17年11月に今回と同じヴィーナスシリーズを制しており、三国連続Vもかかる。エース機ながら伸び型のエンジンに苦心する場面もあったが「スロー発進でも行ける感じになってきた。インならこれで大丈夫」とシフトチェンジにも成功。準備万端で18回目のVを自身初となるバースデーVで決めたいところだ。

 ただ、ライバルもなかなか強力だ。特に遠藤は序盤から調整に苦心し、道中で不覚を取る場面も多かったが、土壇場でしっかり帳尻を合わせてきた。「準優が今節で一番良かった。足の上積みができたし、乗り心地も良かった。やっと足と乗り心地の両立ができた」と、苦心のかいあって優勝戦でも戦える足に仕上げてきた。準優は2コース差しだったが、イン・深川の気配も上位級だっただけに、価値ある勝利だったといえるだろう。

 ついでにいえばここにきて運も向いてきた。5日目の前半4Rは展示と本番で風向きが変わり、内3艇がフライング。そこを何とか生き残った。また現在、女子賞金ランク10位。今年はなかなか調子が上がらず、賞金ランクへの意識はなかったそうだが、10位と聞かされると、がぜんヤル気スイッチが入ったようで「クイーンズクライマックス(浜名湖)は出たいです。(集団フライングの中で生き残った)ツキもあると思って、優勝を狙っていく」と意欲満々。年末をにらみ、V取りに燃えている。

 遠藤は1988年2月19日生まれの102期生。男子顔負けの全速ターンを武器としており、通算優勝は29回。2017年12月には大村プレミアムGⅠ「クイーンズクライマックス」を4連勝の完全Vを達成。またGⅡ「レディースチャレンジカップ」を2016年(大村)、2017年(下関)、2019年(桐生)の3回制した実績を持つ。