ボートレース蒲郡のGⅢ「オールレディース ガマの女王決定戦」は25日、第9~11Rで準優勝戦3番勝負が行われる。

 24日は予選最終日の4日目が行われた。前日までの得点率トップに立っていた田口節子(岡山=39)は予選ラストの第6Rは、フライング艇が2艇出るレースとなったが、巻き込まれることなく1着を奪取し、順当にトップ通過を決めた。2位は岩崎芳美(徳島=48)、3位は山下友貴(静岡=34)となり、この3者が準優勝戦の1号艇を獲得した。

 その準優勝戦で注目したいのが第11Rの2号艇で登場する西舘果里(東京=33)だ。今節のレースぶりは実に軽快そのもの! 6戦オール3着以内という好成績で予選を6位で突破した。

「こんなにいい成績で準優勝戦に乗ったのは初めてです。住之江で1回、優勝戦に乗ったことはあるけど、今回も同じぐらいエンジンがいいですね。特に出足、回り足が良くてレースがしやすい」と機力には自信満々だ。

 所属は東京支部だが、当地は成績が残せず稼げなかった若手時代に、練習のために何度も足を運んだことがある〝なじみの水面〟。

「蒲郡を実戦レースで走るのは2回目だけど、練習でよく走らせてもらったし、そんな(苦手な)感じはないですね。足はいいので準優でも楽しみはあると思ってます」と意気軒高だ。

 準優第11Rは優勝候補の田口と松本晶恵(群馬=33)の実力派2人に挟まれた格好だが、今節の機敏な動きなら2018年10月の住之江戦以来、2回目となる優勝戦進出のチャンスは十分にあるはず。要注目だ!